◆中国人の主婦が代々伝えてきた「食物禁忌」は: |
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医食同源の中国では、食料の管理とは、家族の健康と”休戚相関”のことです。誰も、お婆さんかお爺さんから、一日中三食の中の”台所学問”を教えて貰っています。食料品は、殆ど”相宜”ですが一部の食材で注意するべきのものは、次に掲げる5種類のものです。
1.「辛辣類」:葱、生姜、韮(にら)、唐からし、酒などです。下痢、腹痛、の場合には、適当な量を食べるは症状を軽くさせます。しかし、大量に食べると、出血しやすい、目の病気、出物、痔、咳きなどの病気には不利です。
2.「生冷類」: 瓜、果物、アイスキャンディ、冷やしたビールなどです。喉の痛み、歯痛、便秘には有効です。しかし、胃痛、腹痛などの症状には不利です。
3.「油膩類」:動物の油、から揚げ、などです。栄養不良、貧鉄などの病状には有利ですが、熱が有る、消化不良、下痢、腹痛、慢性病などには絶対禁止です。
4.「海腥類」:太刀魚、鯉、海老、蟹、海胆(うに)などです。普通に食べる程度は大丈夫ですが、大量に食べると脾臓、胃、膵臓、肝臓に不利です。特に、病気が直ったばかりの方には禁止するべきです。その他は、身体のどこか腫れている所があれば、食べるのは、禁物です。
5.「発物類」:しいたけ、マッシュルーム、メンマ、ほうれん草、わさび、オスの鶏、山羊肉、豚の頭肉(中国人の好物)、鯉、などです。肝臓に対して不利です、食べる量は制限するべきです。
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◆怪我をした時の血止めの方法: |
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イカ(モンゴイカなど)の中にあるフネを乾燥させておき、怪我をした時に粉にして傷口に付けます。軽い出血ならすぐに止ります。
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◆生姜と黒砂糖で風邪の特効薬: |
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生姜が風邪によく効くことは知られていますが、よく効くための方法です。まず、生姜をよく洗います。それをマルのまま、皮つきのままで切れ目を入れます。そして、小鍋にたっぷりめの水と黒砂糖をいっしよに入れ、とろ火で一時間くらい煮詰めて出来上がりです。熱いうちに飲みます。寝る前が効果的で、ちょっと風邪気味かな思ったら、直ぐに試してみてください。効果はバツグンです。朝目覚めたらすっきりしていることでしょう。黒砂糖の量は、好みで加減してください。また、初めて試される方は、その辛さに最初驚きますが、心配はいりません。でもこの療法は、風邪気味有効ですが、熱が出ている時は、逆効果になるかも知れないので、要注意!
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◆風邪はお湯を飲んで”直す”療法: |
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風邪を引いてから、強い頭痛或いは熱がない場合は、大量の湯(お茶でなく)を飲めば、尿から毒素を排出して、薬を飲むのとほぼ同じ時間で自然に直します。
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日常生活
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◆ご飯の粒でインクや血痕を落とす: |
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ご飯粒を衣類についた血痕やインクに擦り付けるとそれらの汚れを落とせます。
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◆台所の煙をどうやら消せる: |
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中華料理する時、大量の油を使うために、台所の掃除は大変でしょう。ある中国人の男友達は、日本人の奥さんが海外旅行の時だけ、中華料理を自由に作れます、そうしなければ、大変なプレッシャーでしょう。でもとても簡単で且つ安い方法は、ホームセンターで、380円位の"着脱式クリップ磁石付きレンジパネル"2つを買って、手で四角に折って、磁石(1枚のレンジパネルは3ヶ磁石付き)で、現在の台所換気扇の一周を固定、壁と接合場所をテープで接合(なくでもよろしい)、そうすると、なんで!中華料理を炒める際にてくる煙と臭いを90パーセントをキャッチできます!換気扇カバーを交換の時、簡単にこの2枚のレンジパネルを外せます。やってみませんか?全部で費用は800円程度、取り付ける時間は5分内!
(写真には”レンジパネル"ではなく普通のステンレスボードです)
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◆生姜の妙用−中華鍋と包丁の後付け: |
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中華鍋と包丁を使用後、生姜の切断面ですべての面を摩擦して、生姜液を平均的に塗って、錆びを有効的に防止、包丁をサビから守ります。
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料理
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◆ギョウザの味を旨くするコツ: |
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市販のゼラチンをギョーザのアンに混ぜるとギョーザが美味しくなります。アン500グラムにゼラチン10グラムの比率で混ぜます。
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◆百合根を入れたお粥は美味しい: |
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お粥を炊くとき仕上がる1分前に百合根を少々入れて火を止めます。
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◆煮物に香辛料のバッグ: |
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八角、草子、生姜、桂皮などをガーゼで包み、煮物の中に入れて味の強さ、香りの強さを調節します。繰り返して使えます。西洋料理のブーケガルニと同じです。
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◆みかんの皮は宝もの: |
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みかんの皮は乾燥させ、肉料理の時に(特にラムと牛肉)臭みをとるのに有効です。
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◆マーポー豆腐のポイントは山椒の香り: |
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マーボー豆腐の香りは仕上げ前に中国の山椒をつぶして、かけ混ぜて火を止めます。本番の使い方です。香りはバツグンです。しかしこの中国の山椒は一般の店には売っていません。一番香りのマーポー豆腐専用山椒は、四川省西部の成昆鉄道沿線の「漢源県」生産の山椒です。成都市内の「陳麻婆豆腐総店」では、この山椒でマーボー豆腐を作成します。
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◆棒棒鶏糸のポイントは煮る時間: |
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ササミは、沸騰した湯の中に入れて30秒毎に箸でさしてみて、スッと通ったら直ぐに取り出して冷たい水で冷却して両手で繊維に沿って裂きます。それから、食べる直前に中華調味料を混ぜます。
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◆中華炒めの料理のポイントは入れる順番: |
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中華炒めの順番は、以下です。1)下味を15分前につける。2)片栗粉を混ぜるのは、5分前。3)鍋に油(なたね油が沸点が高いので一番いいです。)を熱し、4)生姜(或いは白葱、ニンニク、唐辛子一本)を入れて、鍋から煙が出始めたら、或いは入れたものの香りが出たら、入れたものを全部取り出します。5)次に肉を炒めてとりだします。6)野菜を炒めます。7)肉を鍋に戻します。8)ゴマ油を少々入れ、火を止めて取り出して仕上がりです。
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◆下味のノーハウ: |
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普通の家庭の中華炒めの料理の下味は下記の4種類の油の組み合わせで決まります。特に全ての料理には、ニンニク(油)を日本の中華料理のように頻繁には使いません。
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◆葱油: |
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炒めるための油の中に白葱を入れるのは葱油と言います。魚蝦類を炒める時に使います。
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◆辣油: |
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炒めるための油の中に唐辛子を入れるのはラー油と言います。マーボー豆腐、青梗菜炒めなどの料理に使います。
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◆生姜油とにんにく油: |
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炒めるための油の中に生姜を入れるのは生姜油と言います。魚炒めの時に使います。
ニンニク油 炒めるための油の中にニンニクを入れるのはニンニク油と言います。魚蝦炒めの時に使います。
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◆葱花: |
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細かく刻む葱を中国人は”葱花”と呼びます。その由来は、多分刻んだ葱の断面は小さな菊が咲いたように見えます。しかし刻み葱の100円1パックは、前菜に使い、ラーメンにも使い、あっと言う間に刻み葱の100円1パックを使ってしまいます。簡単な方法は、1束の葱を買って、洗ってから10センチずつ切って、輪ゴムで短い葱束に分けて、使う時に、はさみでその場で刻めば、間に合います。いかがですか?
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◆硬い輸入牛肉を軟らかく煮る方法: |
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少々の米酢(決して酸っぱいを感じないようの量です)を肉といっしよに入れて調理すると、早く軟らかくなります。
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◆紹興酒は最高の料理用酒: |
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紹興酒は”黄酒”とも言います。この酒は中国の南方の一部の地方の飲むための酒ですが、中国の主婦は良く料理酒として使います。この酒には、数種類の漢方が入っていますので、肉類の臭みを取るのに最高、その上に、甘味が少々あるので、日本人の口に合います。
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◆納豆は中国にもあります: |
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中国の四川省の成都平原、日本の納豆のような豆の漬物があります。名前は、”水豆豉”(shui3dou4shi)、色と味は日本の納豆とほぼ同じですが、ただ汁液があります、”水豆豉”と”納豆”はどんな歴史の関連あるかな?
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◆どこの家庭にもある自家製漬物: |
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大きめの空瓶に大根、人参、カブ、新生姜、三度豆などの材料に塩、山椒、紫蘇、唐からし、紹興酒を適当に入れて、冷蔵庫に放置して、一週間ほどで出来上がりです。
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